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手づくり石けんは、どうやって作るの?

2017/07/11
手づくり石けんは、どうやって作るの?
Herb・Room leaf主宰松下 美穂オリーブオイル
手作り石けんは、油脂とアルカリが原料になります。
ここでいう油脂とはオリーブオイルなどのオイル類、アルカリとは苛性ソーダ
アルカリは、鹸化剤とも呼ばれていて、油脂を石けんにする働きをもっています。

そして、油脂と苛性ソーダが反応すると、副産物としてグリセリンができます。
このグリセリンが保湿成分を持っていて、お肌に優しい石けんになり、手づくり石けんのメリットと言われています。

Herb・Room leafオリーブオイルだけで作る石けん
オリーブオイルだけで作る石けんは、柔らかく溶けやすい石けんになってしまいます。
硬さや泡立ちがあまりよくないので、硬さを出すためにパーム油を、泡立ちをよくするためにココナッツ油やパーム核油を加えて使い心地の良い石けんにしています。

Herb・Room leafレッドパームオイルの石けん Herb・Room leaf夏向きデザイン石けん
その他に、香りを付けたり、色を楽しんだり、デザインしてみたり、オイルの配合変えてみたりするのですよ。
その過程も、また楽しいですよ〜


製法は、熱を加えずに作っていくコールドプロセス製法です。

丁寧に指導させていただきます。

コールドプロセス製法とは

石鹸は、油脂とアルカリを反応(鹸化)させることで出来ます。

製法は幾つかある中のコールドプロセス製法は、鹸化の過程を加熱せずにゆっくりと熟成させる製法です。

 

この製法で作った石鹸の良さは、熱を加えずに自然に熟成させるため、油脂が劣化しないことと、塩析処理をしないため、

油脂とアルカリの反応でできた、石鹸成分以外の大切な副産物のグリセリンがまるごと含まれていることです。

グリセリンは、非常にすぐれた保湿成分で、お肌に薄い膜をつくり、お肌の水分をしっかりとキープします。

 

格別な使用感は、他の製法と比べ物になりません。

この製法でつくられた石鹸に魅せられ、Herb・Room leafでは全ての石鹸を教室も商品もコールドプロセス製法でつくっています。

 

石鹸が出来上がるまでに1ヶ月〜2ヶ月とかなり時間がかかるうえ、品質の管理が難しいという欠点があり、大量に生産することが出来ません。

しかし、石鹸の使用感を大切にしたいというコンセプトから、コールドプロセス製法にこだわってつくっています。


自分の肌質に合わせてオリジナル石けんを作ってみたい人は、ぜひ教室へご参加してみてください。

オリーブオイルやパームオイルなどをベースに、香りや効能から精油やハーブを選んで作ることもできます。

世界に一つだけのオリジナル石けんが完成しますよ。

 

基本のオイルを知れば、夏はさっぱりとした洗いあがりのもの、冬はより保湿効果を高めたものへのオイルにも調整可能です。

レイヤーやグラデーション、マーブル模様などデザインを工夫できるものも手作りの醍醐味ですよ。



Herb・Room leaf

徳島県徳島市津田町2-8-24-7

 完全予約制  


Herb・Room leaf