コールドプロセス製法とは
石けんは、油脂とアルカリを反応(鹸化)させることで出来ます。
製法は幾つかある中のコールドプロセス製法は、鹸化の過程を加熱せずにゆっくりと熟成させる製法です。
この製法で作った石けんの良さは、熱を加えずに自然に熟成させるため、油脂が劣化しないことと、塩析処理をしないため、
油脂とアルカリの反応でできた、石けん成分以外の大切な副産物のグリセリンがまるごと含まれていることです。
グリセリンは、非常にすぐれた保湿成分で、お肌に薄い膜をつくり、お肌の水分をしっかりとキープします。
格別な使用感は、他の製法と比べ物になりません。
この製法でつくられた石けんに魅せられ、Herb・Room leafでは全ての石けんを教室も商品もコールドプロセス製法でつくっています。
(商品は、すべて化粧品製造販売業許可をお持ちの富山県内の工場で製造しています。)
石けんが出来上がるまでに1ヶ月〜2ヶ月とかなり時間がかかるうえ、品質の管理が難しいという欠点があり、大量に生産することが出来ません。
しかし、石けんの使用感を大切にしたいというコンセプトから、コールドプロセス製法にこだわってつくっています。