ハーブは、お茶や料理、入浴剤などのクラフト、ポプリなどで私たちの日常で大活躍してくれています。
そのハーブを自分で育てたものであれば、より一層楽しみ、愛着がわくのではないでしょうか?育てる上でのポイント
①土
この時に使う土ですが、ハーブの多くの種類は地中海沿岸の弱アルカリ性の土地のものが原産地です。
酸性度の高い日本の土を用いる場合は、鉢1つに対して底には水はけをよくするために大きめの赤玉土をひいたり軽石などを敷き詰めます。
ブレンドしてよく混ぜた土を②の段階で盛ります。
(初めてさんには、ハーブ用にうまくブレンドされた「ハーブの土」でも良いと思います。)
土の状態は、排水性、保水性、通気性に優れた状態で、団粒構造と言われるフカフカな状態が理想的です。
ぜひ、試してみてくださいね。
②日当たり
ほとんどのハーブは、日当たりのよいところを好みます。
十分に当てないと生長が悪くなり、香りが落ちてしまいます。
ベランダで育てる場合は、下がコンクリートのため昼は暑すぎ、夜は冷えすぎる場合があるので、すのこなどの上においてあげましょう。
③風通し
ハーブは、一般的に風通しのよいところを好みます。
風通しが悪いと、株や根が腐ったり、葉が蒸れたり、虫がつきやすくなってしまうので注意が必要。
④水やり
基本は、表面の土が乾いたらたっぷり与えるということ。
湿度を好むハーブには、土が乾燥したら水を与え、乾燥を好むハーブには、土が乾いてから1〜2日経ってから
与えるのが目安。
水はやりすぎると根が枯れてしまいますので注意です。
午前中に行うのがベストです。
湿度を好むハーブ:チャイブ、チャービル、ミント、キャラウェイなど
乾燥を好むハーブ:オレガノ、ローズマリー、ラベンダー、タイムなど
⑤肥料
鉢植えの場合、水やりのたびに土の肥料分が流されてしまうため、定期的に肥料を補ってあげる必要がありますが、もともと野草に近い
ハーブは多くの肥料は必要としないので、与えすぎると葉ばかり大きくなってしまうので注意が必要です。
⑥季節ごとの注意点
夏の直射日光と高い気質はハーブにとって良い環境ではありませんので、風通しのよい場所に置いて、すだれなどで日除けしてあげましょう。
葉が茂っていたり、混みあって植えてあると、根や株が蒸れて、病虫害の原因になるので剪定が必要。
水やりも1日2回ぐらいがベストです。
冬場は気温が下がり、寒さに弱いハーブは、冬が来る前に室内に取り込んであげましょう。
水やりは、必ずしも毎日上げる必要はなく、土の乾き具合をみながらあげるといいです。
以上のことなどを気を付けて、育ててあげてくださいね。