大人と乳幼児は正反対!?
イギリスのサリー大学とアメリカのカリフォルニア大学が2013年に発表した「乳幼児と大人の色の好み」の調査研究では、大人は一般的に「青」を最も好み、緑がかった黄色や濃い黄色は嫌悪され、乳幼児は青よりも黄色を好む傾向にあると述べられているそうです。大人だけを対象とした調査では、ドイツのグーテンベルク大学人類学研究所生物学部が2001年に実施した19歳~90歳842人を対象とした調査結果によると、年齢、性別に関係なく、最も好ましい色として青を選択し、最も好ましくない色として黄色が選択されています。これらのことから、乳幼児は明るさに敏感で、黄色に対しての感受性が高く、色の中ではよく見える明るい黄色を好むことがわかっています。黄色に対する嗜好は年齢とともに低下すると言えるそうです。シニア層が好む色
もう少し上の年代についての調査もあります。公益社団法人色彩検定協会が2017年に60代以上の男女1000人を対象に調査を行った結果、男女ともに「青」(29.1%)がトップで、次に「赤」(26.9%)が選ばれているそうです。引用:【今と未来がわかる色彩心理】(ナツメ社)/南涼子著
男女・年代別ランキングトップ3は?